映画九月の恋と出会うまで原作ラスト結末ネタバレ!切ないウソと涙のラブストーリーに感動!
原作は書店員が本当にオススメしたい文庫本・恋愛部門の第1位に選ばれた恋愛小説。
映画『九月の恋と出会うまで』は”時間ミステリー”と”恋愛”の2つの要素で構成されています。
主演を務めるのは高橋一生&川口春奈のW主演!
しかも映画版は原作とは異なるオリジナルラストシーン💗
映画版のラストシーンが気になる方は劇場に足を運んでみては?
こちらの記事では2019年3月1日(金)公開の映画『九月の恋と出会うまで』についての原作結末ネタバレについて記載されています☆
映画九月の恋と出会うまであらすじ

ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織と小説家を志す隣人・平野。ある日、志織の部屋から聞こえた❝未来の誰かの声❞によって、志織は命を救われる。しかし平野は志織に<タイムパラドックス>が生じ、このままだとちょうど365日後、志織が消えてしまうことになると気づく。彼女を救う唯一の方法は❝未来からの声の主❞を探すこと。時空を超えてまで、志織を助けたかったのは一体誰なのかーー。
(映画『九月の恋と出会うまで』公式サイトから引用)
映画九月の恋と出会うまで原作ラスト結末ネタバレ
ここから先はネタバレを含みますので映画を見たい方・内容を知りたくない方は閲覧注意です⚠
【九月の恋と出会うまで原作結末ネタバレ】
北村志織は東京郊外の旅行代理店に勤める27歳でした。
ある日、雑貨の店先でクマのぬいぐるみと目が合い、
『引っ越しちゃえば?』
と話かけられ、クマのぬいぐるみを買い、引っ越すことを決意する。
新居の「アビタシオン・ゴトー」では入居条件があった。
入居条件は”芸術活動に関わっていること”
志織は偶然にも自分で写真の現像までしていたので合格する。
他の住人は
・美人女医の祖父江
・話好きなオーケストラ団員・倉
・会社員の平野
会社員の平野だけが謎に包まれており、なんでこのマンションに住むことができるのかが謎に包まれていた
志織は階段で平野に出会い、平野顔は整っているが、体は細見でひ弱で頼りなさそうな男性であった。
平野は志織にぼそぼそと話かけ去っていく。
部屋に帰り、志織はクマのぬいぐるみに話しかけていた。
その時壁の向こう側から、笑い声が聞こえてきてくるがその方向は隣の部屋は誰もいないし、ベランダの方向から聞こえ始め…
「誰ですか?」と話かけると
「…です。」
その声に気づき
「平野さんですか?」と聞くと
「おっしゃるとおり平野です。この前は失礼しました。」
そして壁に向かって志織は話し続ける。
実質、エアコンの穴が役割をしていた。
志織は「どうしてこんなことが、できるのか」話しかけると
「まず、現状から話す必要がある」と言い
今、現在隣の部屋から話しているのではなく、時間軸が違うことを説明する。
「平野は志織と別の時間に生きていて別の時間で生きており、平野は2005年9月1日から来たと言っており、志織の今生きている時間軸と1年間の差があること」が伝えられ、
つまり声の平野は”未来の人間”であると知らされる。
それでは志織は信じないだろうと思い、今後1週間分の新聞の見出しを志織に伝える。
それを意識して志織は毎日確認すると、見事に予想が当たる。
これで平野が未来からきた人間ということを信じる。
しかし、平野から1週間後にもう一度話そうと約束をされると声は消えてしまう。
そこから平野の予言はすべて当たり、
そして約束の日が来ると
平野は志織に「2004年の平野を追いかけて欲しい」と伝え、
志織は気が引けたが、仕方なく追いかけることにする。
その追いかけることに何か意味があると伝えられ、実行するがその日の夜、未来の平野と尾行の理由を話してくれるという。
9月15日尾行決行の当日になる。
志織は平野の後をつけているが、平野は途中で工事現場でコンクリートの塊を拾っていたが、それに関して疑問に思っていた。
未来の平野から午後5時まででいいと言われていたので、夕方頃に志織は家に帰ると
いつものようにクマのぬいぐるみに話かけていると
今日会った出来事で、コンクリートの魂を持っている人なんているのかな?と話しかけると
「いるんじゃないの?人によっては」
まさかのクマのぬいぐるみが話しだした!!
クマのぬいぐるみと話していると
「コンクリートの塊は凶器として使えるくないか?」
とほのめかしてくる。
夜になると未来の平野の声が聞こえる。
尾行の意味がわからず、平野に聞くと
「申し訳ないが、理由はまだ話せない」
平野は「一生恩に着ますから、あと何回か続けて欲しい」とお願いする。
この尾行の後にいいことがあると信じて続ける約束をする。
町で祖父江に会い、平野のことについて聞くと、平野は部屋で人を殴る練習をしていたと聞く。
来週の水曜日の尾行も終わる。
来週も平野が工事現場で不信な行動をしていたことだ。
そのことについてクマのぬいぐるみに話すと、平野は犯罪者予備軍なのではと言う。
夜になって未来の平野と話すと、
尾行の事情について聞くと、「ある人の気持ちを考えないといけない」と言う。
「ある人」の正体は志織も知っているが、誰のことなのかについては教えてくれない。
その人とは連絡は取れないわけではないが、自分のいる世界にはその人はいないと言う。
9月29日にすべてが上手くいけばその人は戻ってくるので、今度こそ正直に話すから、指示に従って欲しいと言う。
そして毎回のように当てていた新聞の見出しの予告を伝えて今回は1週間分ではなく10日分の見出しを教えてくれる。
9月29日水曜日、当日。
志織は朝から体調を崩したが、いつものように平野を追っていたが急に見失ってしまう。
未来の平野から見失ったとしても5時までは諦めずに探すように言われていたので、頑張って探すが5時になり家に帰ると…
家が荒らされており、お金を取られていた。
アパートから近いオーナー権藤老人の家に行くと
2階A号室にエアコンがついている
いつのまにか平野の部屋の穴が消えていた。
未来の平野は本当に平野なのか?
未来の平野の声はどうやって声を届けているのか?
と志織の中で疑問が浮かぶ。
空き巣で刑事が家を訪ねてきて、詳しく聞くと犯人は水曜日に毎回事件を起こしていることことを知る。
しかし、未来の平野がなぜこのことについてわかっていたのか?
約束の夜9時になっても未来の平野は現れなかった。
ベランダにでると隣をみると、いままでなかったエアコンがあった。
そしてベランダにいると平野もベランダにでできて、エアコンをつけた理由についてきくと平野はなにか問題あるのかといった様子であった。
その時に平野の声を聴き志織は気づき
未来の平野の声ではない。
そして平野と話しているうちに志織は平野にメモを渡し、
これからの予言で当たっていたらもう1度ここにきて話したいことがあると伝えた。
3日後平野は志織の元を訪れた。
平野と志織は話し合い、未来の平野のことについて話合うと
未来の平野の正体は次に2Bに住む人ではないのか、と分析するがその日は何も解決しないまま夜が明ける。
後日10月3日の日曜日に手紙が届く、手紙の内容は”平野の正体”を明かすことが書いてあった。
平野の正体は小説家志望であり、尾行してた時の怪しい行動は小説のネタ探しなどであった。
平野は小説家なりに、未来の平野の意図について考えると
①やはり未来の平野は1年後のB室から話しかけていた。
②1年後のB号室には志織はいない
③尾行の意味は志織は部屋から遠ざけることに意味があったのではないか?
④9月29日尾行がなければ、志織は家にいたので空き巣と鉢合わせになっていた可能性が高い。
⑤未来の平野は大変な何かを避けるために志織を部屋から遠ざけたかった。
平野の意見は2004年9月29日志織は死んでしまっていたのではないか?
と考えた。
未来の平野の目的は志織を助けること
過去が変わったから未来の平野のは消えてしまったのではないか?
と考えると
現時点で志織が知っている誰かについてが全て話のつじつまが合うと書かれていました。
手紙の最後の文面には謝罪の言葉と平野の連絡先が書かれていました。
それを読むと、自分が今を生きていることにすごく感謝するが、未来の平野の謎は明らかになっていない。
次の水曜日の志織の誕生日に誰が書いたかわからない不明の「誕生日おめでとうメール」が届く。
そして謎が多く気になり、平野に電話をかけると、平野は食事とケーキで祝ってくれた。
そして話が弾み志織はクマのぬいぐるみの話をすると
平野はクマのぬいぐるみについて志織が空き巣と会っていた時の世界の志織の記憶ではないかと予想する。
平野はタイムパラドックスについて話をする。
①志織が助かった時は、2005年の未来の平野は現れない。
②志織が死んだ場合、未来の平野は過去の志織を助ける。
①と②より、志織と未来の平野が同時に現れることはない。
未来の平野が存在しなかったら、今の生きている志織は消滅する。
つまり、未来の平野を探し始めることをしなければならない。
そして平野は志織に協力することを誓い、志織は平野が自分のことをそう思っているのか気になる存在になった。
正直、志織は未来の平野が好きになっていた。
しかし、まだ未来の平野については出会っていない。
でも、志織は未来の平野についての正体はわかっていた。
その気になる正体は…
権藤真一で権藤の孫でクラスメイトの男の子であった。
権藤の死んだ奥さんには不思議な力があり、孫である真一が持っていても不思議ではなかった。
ある時、刑事が志織の元を訪れ空き巣の犯人が捕まったとの知らせが入る。
家の主と犯人はナイフを持っていたが、取り押さえられ捕まったらしい。
やはり、志織の命は亡くなっていたかもしれないと考えるのが賢明であった。
後日、志織は転勤を告げられ引っ越しについて決意をする。
その志織の部屋には、真一に済ませることにしているという話をした。
そのことについて、平野が聞き志織の元を訪れ、引っ越すのをやめて欲しいと伝える。
なんで?と聞けば
平野は自分の想いを志織に伝え、平野は志織に告白する。
それを伝えると、志織には好きな人がいると言われる。
誰?と聞くと
未来の平野と答える。
それを言われても必死に止める平野。
平野にいつ引っ越すかを聞かれ、11月の終わりに引っ越すと嘘の内容を伝える。
本当の引っ越しの日は、11月15日で平野の私小説新人章の締め切り日であった。
未来の平野は顔は平野・声は真一であった。
志織は真一に手紙を書いて、権藤老人に預ける予定だったが、エアコンの穴に隠しておくことにした。
志織はついに引っ越してしまう。
2005年の2月の中旬に平野は新人賞で賞金300万を手に入れていた。
3月に志織の電話に知らない番号から連絡が来る。
この日以降、クマのぬいぐるみがしゃべることはなくなった、
4月になり、電話がなり、未来の平野の声をした人から電話が来る。
そして待ち合わせをすることになった。
待ち合わせ当日時間になっても未来の平野らしき人は現れない。
そして電話がかかってくると、未来の平野の声をした人からであった。
話を聞くと、例の件については解決した。
今年の9月ではなく今年の3月であったと話を聞かされ、志織と未来の平野との間での時間軸は半年であったことを知らされるのと同時に、自分は未来の平野役を演じていたと話してくれた。
ふと、振り返るとそこには、平野の姿があった。
そして平野の元に行こうとすると、近づかないほうがいいと言われ、風邪をひき喉をはらすと、未来の平野の声になってしまうと話をしてくれた。
声の違いに関しては体調管理であると知らされ、平野は花粉症であったため、平野の声であったと言われる。
未来の平野の正体は真一ではないのかと問うと、真一は手紙には気づかず、真一は2Bに入居することをやめたと言われる。
そして真一の代わりに自分が代役をしていたと話をする。
そして衝撃的な事実をしり、
未来の平野と平野は同一人物であったことが判明される。
タイムパラドックスによるどちらが消えることもなく、安心して良いことを告げられる。
最後に、平野はどうして志織を助けるために未来の平野のフリをしていたのかと聞くと、
平野は志織のことが好きだったから。
志織と僕が一緒にいたいという気持ちになったからと想いを再度伝える。
そして10分後に志織の場所に行くから返事がYesなら待っていてほしい、Noならその場から立ち去って欲しいと電話越しに伝え電話が切れます。
志織の中での答えは決まっており、そのまま平野を待つことにするのでした。
【終】
原作のラストはハッピーエンドで、未来の平野の正体は平野であったということでしたが、原作と映画のラストは違うのではないでしょうか?
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